ようやく玄関に脱走防止扉を設置したので、ニコさんがリビング・ダイニング以外にも行けるようになりました。
脱走防止扉の製作で豊富な実績をもつ建具屋さんにお願いしたので、すごく立派な三方枠の扉が出来ました。簡単に取り外せるので大きな家具等を搬入時も安心です。
さて脱走防止扉も設置したのでニコさんに全館開放したところ、その日の夜から私たちの寝室で一緒に寝るようになったのですが、ここでひとつ困ったことが。12月で寒かったこともあり毎晩寝室のドアを閉めて寝ていたのですが、夜中にトイレや遊びに行きたくなったニコさんがドアをあけて出て行くのは良いものの、当然自分で閉める訳もなく……
というわけで寝室や居間のドアに急遽猫扉を設置しました。Amazon等を見ると安い猫扉がたくさん売られているので自分で設置することも考えましたが、その猫扉が壊れた際に扉にあけた穴にぴったりのサイズのものが手に入るか不安だったこと、また猫扉自身の耐久性自体にも不安を感じたので、脱走扉をお願いした建具屋さんに相談して実績品(アトムリビングテック「ペットくぐ〜る2・中サイズ」)を設置してもらいました。こちらかなり壊れにくく、壊れやすいフラップ部も単品で売っているので安心感があります。
この猫扉、設置直後から人間がフラップを持ち上げてあげると通り抜けるのですが、なかなかニコさんひとりで通り抜けてくれませんでした。原因を探ると、まずドア開閉時などにフラップがバタつかないように半固定している磁石が結構強いので、なかなか開かない&開けても勢い良く戻ってしまうこと、またフラップが開く際に樹脂同士のこすれあう音が苦手なようだったので、
まず磁石を取り外しました。こちらは爪で押さえているだけなので簡単に取り外せます。
フラップの作動音はヒンジ部に潤滑剤をスプレーして抑えました。こちらは万が一ニコさんが舐めてしまっても大丈夫なように、食品加工機械などでも使われるフードシリコンスプレーを使いました。
マグネットを取り外し、潤滑剤で動きもスムーズになった途端、ニコさんはまるで以前からそうであったように自由に猫扉を通り抜けるようになりました。マグネットがないのでドア開閉時に多少バタつきますが、使用に支障はないので当分このままで使ってみようと思います。